無添加商店 塩と高血圧は関係ない!?
 


塩の誤解

塩が高血圧の原因という説も戦後に作り出された、
間違った常識の代表的なものです。

いい加減な統計・実験から導き出された誤った「仮説」に過ぎません。

統計の落とし穴

病気の原因解明の際に統計を取り、
そこから因果関係を導き出すのはよく使われる手法ですが、
研究者は統計から何か結論を導き出そうとする思いが強いので、
自分の仮説を支えてくれるのに都合のいいデータのみを採用し、
都合の悪いものを無視する傾向があります。

科学的な実験による裏づけがなくては、
仮説はどこまで行っても仮説に過ぎません。

たとえば、アメリカは1981年に統計を根拠に、
「エイズはホモセクシャルの病気だ。」と発表しました。
エイズの分布がホモセクシャルに偏っていたためです。
もちろん今では、
エイズが誰にでも感染しうる伝染病だということは周知の事実です。

誤解の原因

さて、塩が高血圧の犯人とされ、
現在まで忌み嫌われる原因となった統計と実験について。

それは、戦後まもなく発表されました。
アメリカのダール博士は塩の摂取量と高血圧の関係を、
日本のいくつかの地方で調べました。

その結果、一日30グラム以上塩を摂取していた秋田県の人は40%もの人が高血圧を発症していたこと、塩を取っていないイヌイットの人は血圧が低いことから、
塩を取ると高血圧になると決め付けたのです。
(実際は、魚から塩を取っていた。調味料としての塩がなかっただけ。)

しかし、良識あるグループから調査がいい加減だ、
一日30グラム以上とっている県でも血圧が高くないところがいくつもあると批判が出ました。

ダール博士は再調査し、塩と血圧が無関係だと認めましたが、
すでに「塩が高血圧の犯人」という常識が世界中に広まった後でした。

いい加減な実験

アメリカの高血圧学者メーネリー博士が行った実験です。

ダイコクネズミに一日の摂取量の約20倍にあたる20〜30グラム塩を与え、
のどが渇いても1%の食塩を入れた食塩水しか与えず、
半年にわたり血圧を測り続けるものでした。

結果、10匹中4匹のねずみが高血圧になりました。
そして、メーネリー博士は「塩は高血圧の原因」として発表しました。

・・・・なんというか、
どうやって一日摂取量の約20倍にもあたる食塩を摂取させることができたのか、
そんな過酷な状況下でどうして半年も生き延びることができたのが
物凄く不思議です。

こんな条件で4匹しか血圧が上昇しないのは、
逆に塩と高血圧とは因果関係がないと証明しているのでは?

ともかく、こういうことから戦後塩が悪者だと西洋医学でも認定されてしまい、
今ではどの医者も高血圧患者には減塩しろと言うようになりました。

自然塩の力

工業的に作り出された精製塩は論外ですが、
50数種類とも1000種類以上ともいわれるミネラルを含む、
海水と同じ組成の自然塩は人体にプラスに働きます。
(神経伝導の原動力、胆汁の生産、消化作用、体温保持作用、体のPH値調整など)

また自然塩に含まれるミネラルが不足すると、様々な症状に悩まされます。
イギリスのピッカリング博士などは高血圧を心配して減塩した結果、
かえって病気になり死んだ人のほうが多いかもしれないといっています。

ミネラルバランス

人間の体液の組成は海水に似ておりそのミネラルバランスを崩すと病気になります。
だからこそ自然塩のミネラルが必要なのかもしれません。

もちろん塩を取りすぎれば血圧が上がったりむくんだりします。
ナトリウムは細胞外液なのでやむを得ません。
ですが、マグネシウムを同時に取れば血圧は上がりにくいし、その他の害も消えます。
(マグネシウムは玄米や大豆、ナッツ類、特に海藻に多く含まれる)

ナトリウムに限らず、ミネラルはどれがひとつだけ偏ってとると必ず弊害があります。
(カルシウムも取りすぎるとかえって骨が弱くなります。)
結局、バランスよく付き合うことが肝要なのです。

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