ヤギミルクの特徴
- 消化がいい
- アレルギーが出にくい
- 牛乳と比べて栄養が豊富
なぜ消化がいいのか?
ヤギミルクの脂肪球は牛乳の6分の一と小さいため消化吸収に優れています。
また、胃の中でもたんぱく質の凝固がやわらかいため、
下痢や便秘の人や、病気で体力が落ちている人でも比較的容易に吸収できます。
なぜアレルギーが出にくいか?
牛乳でアレルギーを起こす人でも、ヤギミルクでは大丈夫な場合が多いです。
ヤギミルクの主体は人乳と同じβガゼインで、
牛乳とはたんぱく質の構造が違います。
アトピーの方でも試してみる価値はあるでしょう。
また、乳児にとっても牛乳より栄養バランスが優れていることで知られています。
栄養豊富なヤギミルク
ヤギミルクの栄養を牛乳と比較すると、
タンパク質 106%
脂肪 109%
ミネラル 114%
カルシウム 120%
ビタミンB2 280%
ヤギは牛と違い、いろいろな物を食べます。雑草や木の葉や細かい枝を
好んで食べます。それらにはミネラルをはじめとした栄養がぎっしりとつまっています。
それがヤギミルクの栄養の秘密というわけです。
さらに、ヤギミルクには中鎖脂肪酸が含まれています。
中鎖脂肪酸とは?
脂肪酸は分子の長さにより、長鎖・中鎖・短鎖に分けられ、
植物油の多くやラードなどは長鎖脂肪酸から成り立っています。
中鎖脂肪酸は長さがその半分くらいしあかありません。
牛乳やココナッツ油などに含まれている、体にやさしい天然成分です。
母乳の脂肪分にも約3% 含まれていますし、
中鎖脂肪酸100%の油が未熟児の栄養補給に長年、活用されているほどですので、
どなたでも安心して食べられます。
その特徴としては長鎖脂肪酸の4倍近い消化吸収との早さがあげられます。
分子が短いため、肝臓で速やかに分解されてエネルギーになります。
つまりそれだけ脂肪になりにくいのです。
それどころか、体の中で燃焼し、エネルギーに変わるときまわりの脂肪なども一緒に燃焼するため、体の脂肪燃焼を助けてくれます。
実際、摂取し続けることで
体脂肪、内臓脂肪、体重、ウエストサイズなどが減少したとのデータも出ています。
ダイエットしたい方にもオススメです。
粉ヤギミルク
3045円(税込)
このヤギミルク(メインバーグヤギミルク)のヤギのエサは牧場の雑草が中心で冬は
その雑草のサイレージ(サイロ内で乳酸醗酵させて貯蔵した飼料)を与えています。
木の実も食べさせます。もちろんホルモン剤、抗生物質等は一切使っていませんので
安心してお召し上がりいただけます。
最初に無糖で粉ミルクの保存に成功したのは、スイス人ジョンEメンバーグ。
彼は19世紀後半、その技術をアメリカに持ち込み、ミルク会社の創始に貢献しました。
彼の志を受け継いだ、息子ジョンPメンバーグは初めてヤギミルクの濃縮に成功します。
ジョンPメンバーグは1943年から濃縮ヤギミルクの販売し始め、50年以上たった現在
では、カリフォルニアの大きな工場において、ヤギミルクの製造、販売を続け、業界の
リーダー的存在にあります。会社はジャクソンミッシェル社ですが、商品には、ヤギミルク
を開発したメンバーグの名が使用されています。
|