代替医療とは?
近代西洋医学では限界があるため、
アメリカでは約十年前から、ヨーロッパではさらに前から、
代替医療の研究が進んできました。
日本補完代替医療学会では代替医療の定義を
「現代西洋医学領域において、
科学的未検証および臨床的応用の医学・医療体系の総称」
としています。
代替医療の内容
その内容を具体的に挙げると
- 薬用植物を用いるハーブ療法
- 食事療法
- アロマセラピー
- 中国医学(整体、指圧、気功、太極拳、鍼灸)
- リフレクソロジー
- 呼吸法
- ヨガ
- 温泉療法
- 心理療法
- 催眠療法
- 音楽療法
- ハンドセラピー
など健康増進のありとあらゆる手段です。
代替医療の特徴
その特徴としては
- 予防と治療を同時にやる
- 副作用が少なく体に負担をかけない
- 西洋医学よりも優れた効果をあげることも少なくない
などです。
人体を部分で捉える西洋医学とは異なり、
人体を全体的に捉えます。
世界各国で研究される代替医療
西洋医学の行き詰まりに気づいた欧米の医師たちが、
東洋医学を代替医療の中心として取り組みました。
例えば、薬用植物の研究に関しては、
ヨーロッパとりわけドイツがすすんでいます。
ドイツでは30年以上前からいろいろな病気の治療に薬草が使われてきました。
日本も江戸時代までは漢方が主流だったのですが、
明治維新の際に伝統的な医学は姿を消してしまいました。
アメリカも本腰
アメリカはこの分野で遅れをとっていましたが、
約十年前に栄養素と薬草の研究を始めました。
今では、一億千六百万ドルもの国家予算が割り当てられ、
スタンフォード、ハーバード、カリフォルニア大学など、
多数の大学が研究しています。
国民の間でも常識化し、
代替医療はすでに医療費の半分以上を占めています。
また、英国でもチャールズ皇太子の発案で、
代替医療研究の国家プロジェクトが始まっています。
WHOも世界の健康管理業務の60〜80%を伝統的医療とみなしています。
日本はアメリカから10年遅れているといわれているので、
そろそろ重要さに気づくかもしれません。
日本では
日本では医学教育に栄養学も薬草学もないし、
医師に知識がないため否定意見が圧倒的です。
すでにヨーロッパではたくさんの臨床研究データがあり、
薬草の効果が証明されています。
もっとも、薬草の有効性がわかったとしても薬事法の関係で、
医薬品と認められないため処方はされないのですが。
もちろん代替医療も万能ではないので、西洋医学とどちらをつかうかは、
状況しだいです。
現時点では、代替医療を取り入れるかどうかは、
自分たちで判断するしかありません。
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