シミの原因
シミは紫外線が原因といわれますが、
男性が日焼け止めクリームを塗らずにゴルフに行ったからといって
シミができたという話は聞きませんが、
女性は日焼け止めクリームを塗り、ファンデーションをつけ、
日傘を差しているのにしみになったりします。
なぜだと思いますか？
実は化粧品のせいなんです。
皮脂
人間の皮膚の表面は、表皮というそうで覆われています。
その表皮の一番外側には皮脂膜という油の層があり、
これによった皮膚の水分が蒸発するのを防いだり、
外部から水分が入ってくるのを防ぐバリヤーの役目を果たしているのです。
石鹸などで洗うと、
これがはがれてすこしつっぱった感じがしますが
二、三時間すればまた皮脂を分泌し、
膜をつくって元に戻ります。
クリームだと･･･
もし、石鹸ではなく化粧水やクリーム、乳液を塗ったならばどうでしょう？
まず、化粧品の中に含まれている界面活性剤が皮脂を溶かします。
これで終わればまだましなのですが、
さらに化粧品の中に含まれる分子量の小さい有害物質が
皮膚の中に浸透していきます。
こうなれば身体も黙ってません、
これらの毒性成分を防ぐために対抗手段をとります。
メラノサイトと呼ばれる細胞から、メラニンを分泌して浸透を防ごうとします。
そう、シミのもとであるあのメラニンです。
悪循環
クリームや乳液、化粧水などを毎日塗ると、
皮脂腺から皮脂が分泌されにくくなってきます。
皮脂が少なくなると突っ張り感やかさつきもひどくなるので、
またクリームを塗ります。
そして塗れば塗るほどメラニンが増え、かさつきもひどくなり、
またクリームを塗・・・
化粧品に含まれる化学物質は、
内臓疾患や発がん性が指摘されるものもたくさんありますから注意しましょう。
ちなみに、シミ隠しのファンデーションは靴墨と同じ原料です。
それがまたシミの原因や肌荒れを起こします。
きれいになるため化粧品を使い、
シミ･肌荒れができたらそれ専用の化粧品そしてさらに悪化。
メーカーは丸儲けです。
夏になれば青い空、青い海でビキニの美女が肌を焼いているポスターを作ります。
あれをみれば誰だって肌を焼いてみたくなります。
そうやって日焼け止めクリームなりサンオイルを売りまくり。
秋になったら夏にできたシミやそばかすを治しましょうといって美白化粧品を売る。
意地の悪い見方かもしれませんが、かなりエグイ売り方だと思います。
断言しますが、肌を焼いて良いことなんてありません。
日光浴が健康的だというのはすでに古い常識です。
もう母子手帳からも日光浴しましょうなんて言葉は削除されています。
６０歳代の人には皮膚がんが多いですが、
この人たちは日光浴が体にいいと教えられてきた人たちです。
肌を焼けばメラニンの過剰分泌でシミができるだけではなく、
肌の張りが失われます。
ちょっと、腕の内側の皮膚を触ってみてください。
ここは日光が最も当たりにくいところです。
顔がシワシワな人でもここはきれいという人も結構います。
紫外線を浴びなければ、肌も本来こんな感じなのです。
肌は平らではなく、凹凸があります。
溝が網の目のように張り巡らされている感じです。
この網が肌を引き締めて張りを保っているのです。
しかし、紫外線を浴びればこの網を作っている糸がプツンと切れてしまい、
そこだけがたるんでしわの原因になるのです。
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