無添加商店 蚊取り線香・マットの危険
 

天然ではない蚊取り線香

蚊取り線香は除虫菊から作られているものだし、
昔から使われているからそれほど害はないだろう。

蚊取り線香はそういう印象をもたれがちです。

除虫菊は原産がバルカン半島といわれ、
日本では明治以降に栽培されるようになりました。
夏に白い花をつけ、花はピレトリンという殺虫成分を含み、
乾かして粉状にし、蚊取り線香や蚤取粉として利用されていました。

しかし、金鳥にしてもフマキラーにしても
製品の原材料に除虫菊という表示はありません。
代わりに「アレスリン」というピレスロイド系の殺虫剤が表示されています。

ピレスロイド

ピレスロイドとは除虫菊に含まれる
ピレトリンに似た化学構造を持つ化学物質群のことで、
アレスリン、ペルメトリン、シペルトリンなどがよく知られています。

アレスリンは1949年にアメリカの科学者によって合成されたものです。
熱安定性が高く、低沸点のため蒸気になりやすく
蒸気になるとき速やかに殺虫効果を発揮します。

蚊取り線香としてはまさにうってつけで、
でんぷんや染料などを加えてあの渦巻状の蚊取り線香ができるのです。

電気蚊取りマットにはアレスリンのほか
フラメトリンというピレスロイドが使われています。

フラメトリンはアレスリンとよく似た性質を持っていて、
マットが熱せられると蒸散して効果を発揮するわけです。

蚊取り線香の煙

ピレスロイドは、昆虫に対して神経毒として作用します。

アレスリンをねずみに体重1キログラム当たり約0.5グラム食べさせると、
その半数が死んでしまいます。

ちなみに、食品の中でも毒性が強い食塩を与える場合は
半数死なせるのに体重1キログラム当たり3.75グラム食べさせることが必要です。

食塩よりかなり毒性が強いことがわかります。

空気一立方メートル中に、アレスリンを0.17グラム蒸散させて、
マウス(ハツカネズミ)のメスに吸わせるとその半数が死んでしまいます。

オスの場合は0.295グラムです。

また、ラット(実験用白ねずみ)のオスとメスに
0.035グラムを二週間吸入させた実験では、
体重、血液、器官重量、各組織に異常は見られませんでした。

蚊取り線香を三時間たきつづけると
空気一立方メートル中最高で0.00004グラム検出されます。

この結果をもって、メーカーは人体に無害としているのです。

しかし、アレスリンは遺伝子に異常をもたらします。
人間の細胞の遺伝子に異常がおきると細胞が突然変異して
がん化する恐れがあります。

皮膚過敏症・気管支喘息・鼻炎・結膜炎などのアレルギーや
化学物質化敏症を引き起こす可能性がある
との指摘もありますので
摂取しないに越したことはありません。

蚊への対処

蚊は水溜りや水が入ったかめに産卵します。
よって水溜りを埋めたり、
家庭排水が流れる側溝にふたをしたりすれば
発生をだいぶ抑えることができます。

「蚊連草」を部屋に置くのも効果があります。
蚊連草はシトロネラ草とゼラニウムを交配させてできた植物で、
シトロネラールというにおい成分を放出します。
このにおいは蚊にとって悪臭で寄り付きません。

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